ある業界のベテランの先生が行っていますカット教室では、何10年も前から前の部分のラインを決めるのが一番先、次にサイドのライン、またバックと言われています。お客さま目線のカットが重要と生徒は教えられます。いかにお客さまに似あうカットができるかで、ヘアデザイナーの価値が決まると…。
参加者みんなが15分位でカットを終えます。あれもお客さまの忍耐のいっぱいいっぱいは15分だと教えられるからと言われています。最先端トレンドのヘアデザイン画や写真の提示があり、そのヘアヘアスタイリングを採り入れ似あうヘアにするには、どこをどう切るか分解図に描かれています。ところがあるカット教室を見学したときに、黒板に講師の作品が1枚展示されていますだけで、先ずブロッキングして、後ろからカットしていましました。その作品になるように切るだけと言われています。前の部分は何センチ、サイドは何センチ、バック何センチというようなだけと言われています。あれでウイッグを切るだけでヘアデザインのつくり方は分かりないでしょう。しかも時間は無制限。
一度未経験者さん向けの教室を受講されてはいかがでしょうか。ヘアーサロンのお客さまになって言うまでもなくの方たちがこの教室に通っています。何を夢して受けていますのか受講者の声が聴けると思いる。出場することで、ヘアーサロンからお客さまがなぜ離れていくかが分かると思いる。お客さまの目線とヘアデザイナーの目線が異なることが把握できれば勉強になると思いる。
ある繁盛ヘアーサロンはお客さまとのヒアリング(傾聴)を徹底して訓練する。その起源はお客さまの怒声から始まりましました。カットが終わってブローに入るときに「私の言った通りにしてくれてないじゃないの。できなければできないと言ってよ。ここを切りすぎたら嫌と言ったでしょう。何を聞いていたの!」と怒っています。いつもはニコニコする常連さんと言われています。どうやらバングを切りすぎてしまったようと言われています。ノウハウ者はベテラン。まさかの後悔と言われています。ガールフレンドは「無意識に切ってしまいました」と謝りましました。マネージャーが中に入ってなんとかなだめて収まりましたが、普通はこのようなミスをすると黙って来なくなるお客さまが多い中で、はっきりとおっしゃっていただき、感謝したそうと言われています。
このヘアーサロンのマネージャーの偉いところは、このミスを2度と起こさないようにすることを徹底させようとしたことと言われています。その点で、ヒアリング会話集を作って、お客さま目線でご希望をうかがうことを徹底させましました。絶対メモをしながらお客さまの声を吸い上げ、其れを復唱すること、確認をとることを参加者みんなに勉強しましました。カット、パーマ、ヘアカラーの全ての食のラインナップに至ります。しかも、ノウハウもお客さま目線で見て気になる目安から施術するよう再勉強しましました。お客さまの一番気になるところをさいしょに解決すること、これが商売の鉄則と言われています。
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