店販したい商品を営業で利用している
販売を決めた商品は容器のまま営業で使います
一生懸命店販をオススメしても、サロンの営業ではワケのわからない商品を仕事用の容器で使用していますのではイメージ造りはできません。シャンプーの前に店販品をお見せして「・・さまの御髪にはその・・シャンプーがオススメです。コンディショナーにはあれをお使いします」と商品をお見せして利用すれば、お得意さまの目に入ります。各商品はすべてお見せして効果を「ひとこと」言います。そのひとこと運動(コマーシャル)を展開していきます。
視覚、臭覚、触覚、聴覚の4覚に訴える工夫を
五感に訴えます
ひとこと運動の目安は、健康食品でしたら味覚もあるでしょうが、シャンプー、コンディショナーでは味見はできませんので、視覚、臭覚、触覚、聴覚の4覚に訴えます。
そのために営業の段階からCMつきで使うことです。(マイクロスコープをお見せして)「頭皮がそのようになっておりますので、その商品を使います」〈視覚〉。「良い香りでしょう」〈臭覚〉。「触ってみて下さい。こんなにシットリします」〈触覚〉。「こんな音がしていきます。内容が濃そうでしょう」と容器を振って音を聴いていただく〈聴覚〉などなど。販売トークは4覚に訴えるように工夫してちょーだい。
商品陳列を工夫します
お得意さまの目線が自然に向く場所に、今オススメの商品を並べます。よく売れています定番の商品は目線から外れてもかまいません。立ち位置、座り位置で目線は異なりますから、陳列スペースのどこに置いたら即効性があるか、お得意さまになったつもりで確認してちょーだい。
価格、効果はたくさん文字で商品名、内容量は基本に
商品には価格カードを手づくりします
価格カードには、商品名、内容量は基本の大きさの文字で、価格、効果はたくさん文字で書くる。2m位離れたところから視力1・2の人が読める位の大きさが適当です。例えば「シットリ潤い」「・・・円」をたくさん文字で、「・・・シャンプー・・・・ml」は基本の大きさの文字で。
効果を感じてもらえば成功、押し付け販売はアダに
理押しは止めませんか
無理に押し付けられた商品は、欠点ばかりが目につくる。「買わなければ良かった」では、うっかりしていると店販がアダとなり、お得意さまの減少もあります。店販品を営業に利用し、ひとことCMで自然にお得意さまが選び、必要があれば成分内容も確認でき、効果を感じてもらえれば成功です。
店販品はしゃべりません。美容師は商品の代弁者です
自信を持ってお得意さまにお会話ししているのには、店販品の身になって商品をよく知ることです。あなたで使用して使いこなし、愛用の商品をおすそ分けしているのが店販品の販売です。「あなたが使用してとても良いから」から始めて下さい。
ようやく、美容世界でも店販に本腰を入れて取り組む気運が見えてきましました。ここにご披露しました例会話はホンの一部です。できるゾーンから取り組んで下さい。
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